NEXCO東日本、長距離輸送でのドライバー交代の本格運用に向け実証実験

NEXCO東日本

NEXCO東日本は、長距離輸送でのドライバー交代の本格運用に向けた実証実験を実施する。

SA・パーキングエリア(PA)上での車中泊による長時間駐車の課題解消や、ドライバーの長時間労働軽減、労働時間の上限規制に対応するもの。ドライバーの負担軽減により、事故発生リスクの軽減につながるという。

東北自動車道の佐野サービスエリア(SA)下り線で、12月16日から2026年3月19日にかけて実施する。12月27日から1月13日までは休止する。佐川急便が協力する。

関西から東北へ向かうトラックのドライバーが、佐野SAで交代する。拘束時間は約13時間、約3時間で、運転時間の短縮による負担の軽減を見込む。実験は2回目で、前回は管理用スペースを使用したものの、今回は既存駐車マスを用いる。

降雪などの影響を受ける冬期間を含めて検証することで、改めて安全性の検証と道路管理への影響、物流事業者の運行管理への影響など、本格導入に向けた課題を確認するという。