楽天トラベル、口コミ機能をリニューアル AI要約や動画投稿に対応

楽天グループは、旅行予約サイト「楽天トラベル」に掲載するクチコミ・評価機能をリニューアルした。

クチコミから遷移できる投稿者のプロフィールページを新設し、過去のクチコミ一覧や獲得した「いいね」数、楽天が運営するショッピングSNS「ROOM」や外部SNSアカウント情報などを表示する。ユーザーは、自身の旅行スタイルや好みに近い投稿者を参考にしながら宿泊施設を選べるようになる。

クチコミ項目は「サービス」「立地」「部屋」「設備・アメニティ」「風呂」「食事」に加え、新たに「清潔さ」を追加し、食事は「朝食」と「夕食」に分けて入力・閲覧できるようにした。さらに2026年初旬から、AIを活用したクチコミ要約表示や絞り込み条件の提案機能を各宿泊施設の「お客さまの声」ページへ順次反映し、頻出キーワードの表示や動画投稿へ対応する。

クチコミ投稿者向けには、項目ごとの評価点を総合点に連動して一括入力できるようにして入力の手間を減らしたほか、宿泊後のユーザーに対しアプリ上のポップアップ画面でクチコミ投稿を促す仕様とし、投稿数の増加と情報量の拡充を図る。ホテル選び向けAIエージェント「楽天トラベルAIホテル探索」との連携を強化し、個々のユーザーに最適化した宿の提案につなげる。

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