かりゆし、2軒のホテルを買い戻し コロナ禍に売却

かりゆし

かりゆしは、2軒のホテルを特別目的会社(SPC)を通じて買い戻した。

合同会社COREを通じて買い戻したのは、OKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES NAHAとKARIYUSHI LCH.Izumizaki 県庁前の2軒のホテル。コロナ禍の2021年、財務基盤強化のため、琉球キャピタル傘下のSPCである合同会社結志に譲渡した後、同社に匿名組合出資し、運営を継続していた。レンダーとして琉球銀行が支援し、当初の計画に基づき、かりゆしが主導の資本構成に戻す。

2019年9月に開業したラグジュアリーホテルのOKINAWA KARIYUSHI RESORT EXES NAHAは、地上10階建てで客室67室や2軒のレストランを有する。

2013年11月に開業した宿泊特化型ホテルのKARIYUSHI LCH.Izumizaki 県庁前は、地上4階建てで客室58室を設けている。1階にはコンビニを併設する。

かりゆしは、1962年10月に設立。沖縄県内で5軒のホテルを運営している。代表取締役社長の親泊昌代氏は2021年、日本航空(JAL)の客室乗務員から2年間の任期でかりゆしに出向。今年3月に社長に着任した。

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