ソラシドエア、予約・案内センターでのクレジットカード決済の受付停止
イベリア航空は、東京/成田〜マドリード線の運航再開から1周年を迎えた。
週3往復を東回りで運航し、所要時間は東京/成田発が16時間、マドリード発が14時間。機材はビジネスクラス31席、プレミアムエコノミークラス24席、エコノミークラス293席の計330席を配置した、エアバスA350-900型機を使用する。
同路線は、日本とスペインを結ぶ唯一の直行便として、2016年10月18日に開設。段階的に増便を行い、2020年6月にもデイリー化を発表していたものの、新型コロナウイルスの影響で2020年3月から運休していた。2024年10月27日に運航を再開し、週3往復を通年運航している。
経済効果は1億ユーロ規模に及び、約1,900人の雇用を創出したという。2026年にも108,000席を提供する見通し。スペイン政府観光局の調査では、日本人観光客の旅行先意向で、スペインは第2位。直行便の就航によって日本からの予約は10%増加した。
平均して週187キロ、これまでに約10トンの日本米を使用した機内食のほか、醤油や日本茶、日本風の軽食も用意する。日本人の本物志向や高品質に合わせたもので、ビジネスクラスではパジャマとスリッパも提供する。
イベリア航空のマリア・ヘスス・ロペス・ソラス最高商務・ネットワーク・アライアンス責任者は、「この路線は単なる航空路線ではありません。文化的、経済的に親和性のある二国間の絆を強化するための戦略的な取り組みです。イベリア航空は、質の高い観光を促進し、日本においてスペインの魅力を継続的に発信することを目指しています。世界の両側を結ぶマドリードが、スペイン、ヨーロッパ、そしてラテンアメリカへの玄関口として持つ可能性を強調していきたいと考えています」とコメントした。
■ダイヤ
IB282 東京/成田(11:45)〜マドリード(19:45)/月・金・日
IB281 マドリード(11:55)〜東京/成田(10:55+1)/木・土・日