JAL、国内線当日アップグレードと空港空席待ちをJMB会員限定に 12月18日から
キャピタルA(旧エアアジアグループ)は、中東の拠点をバーレーンに設けることを検討する。バーレーン運輸通信省と意向書を締結した。
バーレーンを中東の航空、エンジニアリング、物流の拠点として、世界的な拡大計画を推進する。2030年までにバーレーンを拠点とする航空運送事業許可(AOC)を取得し、ナローボディ機で中東や中央アジア、アフリカ、欧州主要都市への運航を目指す。マレーシアやタイ、フィリピン、インドネシアとバーレーン間で1日25便以上を運航し、今後5年間で推定80億米ドルの経済貢献を見込んでいる。
キャピタルAの整備・修理・オーバーホール(MRO)部門であるアジア・デジタル・エンジニアリング(ADE)は、ナローボディ機とワイドボディ機の両方に対応できる格納庫を設け、地域最速の整備体制を構築する。これにより航空機の稼働時間の最大化を見込む。物流部門のテレポートもアジア以外で初の主要基地として、貨物専用機を配備する。
トニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、「この提携は画期的なものです。間もなく完了する航空事業の再編により、キャピタルAとエアアジアは共に、世界規模での成長に向けた大胆かつ革新的な新たな章へと踏み出そうとしています。バーレーンは、私たちにとって中東における強力な出発点となるでしょう」とコメントした。