ホノルル、自動運転システム「スカイライン」の2期区間を開業

ホノルル高速鉄道輸送機構(HART)とホノルル市交通局(DTS)、日立レールは、アメリカ・ホノルルで完全自動運転都市鉄道システム「スカイライン」の第2期区間を10月16日に開通した。

カラパ/パールハーバー・ヒッカム統合基地、レレパウア/ダニエル・K・イノウエ国際空港、アフア/ラグーン・ドライブ、カハウイキ/カリヒ・トランジットセンターの4駅が開業し、合わせて13駅になった。

レレパウア/ダニエル・K・イノウエ空港駅は空港に直結し、空港従業員と旅行者に新たな利便性の高い移動手段を提供する。ワイキキを結ぶ直行急行バスの新路線も運行を開始する。カハウイキ/ミドルストリート・トランジットセンター駅は、鉄道と公共バスの乗り換えが可能な主要な交通ハブとして機能を高める。

ハワイ州が抱える住宅不足の解決策としても期待されており、鉄道沿線の戦略的な場所に住宅の創出を目指す。バスネットワークとの接続も強化する。第3期区間は2031年までに完成し、6駅が新たに開業する見通し。