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日本航空(JAL)の東京〜グアム線が10月1日、就航55周年を迎えた。成田空港では記念式典が開かれ、グアム伝統のチャモロダンスが披露された。
JALは1970年10月1日に東京/羽田〜グアム線を開設。当時はDC-8型機で週3往復の運航だった。その後、1971年9月1日に大阪/伊丹〜グアム線、1989年11月3日に名古屋/小牧〜グアム線を開設。これと前後して1978年5月22日には、成田空港の開港に伴って東京/羽田線が東京/成田線に移管された。現在の東京/成田〜グアム線は、ビジネスクラス24席、エコノミークラス175席の計199席仕様のボーイング767-300ER型機で1日1往復運航されている。なお、50周年の節目だった2020年はコロナ禍の影響により運休中で、記念のイベントなどは実施されなかった。
成田空港で開かれた式典で、JALソリューション営業本部副本部長・東京支社長の西原口香織執行役員は、「グアムはもっとも身近な海外リゾート地。ご家族や友人との記念の旅として、皆様の心の中に大事な旅として残っているのではないか」と話し、「これからグアムで新しい出会いや感動体験をする方もいる。そうした方のために貢献できれば」とあいさつ。
また、グアム政府観光局(GVB)のレジーン・ビスコティリー局長兼CEOは、同局がJALのグアム線就航と同じ1970年に開設されたことに言及し、「グアムと日本の観光交流は航空路線に支えられた。グアムにとってJALは単なる航空会社ではなく、観光と友好をつなぐ大切なパートナーだ」とあいさつした。
記念便となったJL941便(ボーイング767-300ER型機、機体記号:JA617J)は、午前10時に62番スポットを出発し、同23分にA滑走路から離陸。175名(うち幼児2名)が利用した。グアムには現地時間午後2時32分に着陸し、同36分に6番スポットに到着。到着時はウォーター・サルート(消防車の放水)で歓迎を受けた。
また、成田空港のサクララウンジでは、グアムで親しまれているスナック菓子として、レイズのポテトチップスとハーシーズのプレッツェルが10月1日限定で提供された。
JALは55周年を記念したキャンペーンを9月25日から展開。同社公式サイトから東京/成田〜グアム線を予約すると、現地で利用できる各種特典が受けられる。