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台湾高速鉄道(THRC)は、日本から導入する新型車両「N700ST」について、2027年下半期をめどに運行を開始すると発表した。
THRCは2023年5月、日立製作所、東芝、東芝インフラシステムズなどが構成するHitachi
Toshiba Supreme Consortium(HTSC)に新型車両12編成(144両)を発注。車両は東海道新幹線のN700Sをベースに、THRC仕様に開発された。形式名の「T」は台湾を表す。外観は現行の700Tのデザインを継承し、車体前面は明るい白を基調に、側面にオレンジと黒の帯を配した。各座席にコンセントを設けるほか、フルカラーLCD車内情報ディスプレイ、駅への到着を照明で知らせる機能、二段式の荷物棚などを備える。
第1編成は2026年8月にも台湾に輸送される見通し。発注済みの全12編成の導入後はピーク時の輸送力が約25%増加する見込みだという。