羽田空港第1・第2ターミナルを運営する日本空港ビルデングは、9月10日にリニューアルオープンする第1ターミナル地下1階のフードコートをメディアに公開した。
同施設は1993年9月のターミナル開業と同時にオープンし、全面刷新は開業以来初めて。以前の「東京シェフズキッチン」は2024年10月25日をもって営業終了しており、約10か月半ぶりにフードコートが復活する。リニューアル後は、隣接するレストランエリアと合わせて、新たな食のゾーン「Sora Chika（ソラチカ）」としてオープンする。
フードコートに出店するのは、「Cafe ＆ Bar BAR RAGE」、「洋食屋 銀座グリルカーディナル エクスプレス」、とんかつ「廚 くろぎ じゅんちゃん」、「らぁめん 本田麺業」、「SOBA AZUMINO」、「海鮮丼 銀座おのでら」、ジェラート「Badiani」、パイ専門店「ゆーパイむ」、サラダ「WithGreen」、「人形町今半 惣菜」、「人形町今半 弁当」、「カンナムキンパ」の12店舗。
全体の敷地面積はリニューアル前の約540平米から約1,000平米に拡大した。座席数は以前の約130席から約200席に増やし、ソファ席とカウンター席を中心とした28箇所にコンセント（各2口）を設置。テーブル席の一部には、背もたれ部分にバッグを置ける椅子を採用した。また、座席に座ったまま注文できるモバイルオーダーシステムを導入するなど、利便性も向上。ナイトタイムには照明の明るさを落とすなど、空間づくりにもこだわっている。
レストランエリアでは既存の「リンガーハット」と「天丼てんや」の2店舗に加え、タイ料理「クルン・サイアム」が新たにオープン。全3店舗の構成となった。営業時間はいずれも午前7時から午後10時まで。
