JAL、お台場の新施設「TOYOTA ARENA TOKYO」に特別席と専用ラウンジ マイルでチケット交換も

日本航空(JAL)は、東京・お台場に10月3日に開業する「TOYOTA ARENA TOKYO(トヨタアリーナ東京)」に、プライベート空間で試合を観戦できる特別席「JAPAN AIRLINES TERRACE SUITE」と、スポーツバー型の専用ラウンジ「JAPAN AIRLINES LOUNGE」をオープンする。

TOYOTA ARENA TOKYO

トヨタアリーナ東京はスポーツを中心に音楽ライブなども開催できる多目的アリーナで、開業後は男子プロバスケットボールリーグ(Bリーグ)の「アルバルク東京」がホームアリーナとして使用する。施設の運営はトヨタアルバルク東京が担い、JALが特別席とラウンジのネーミングライツ(施設命名権)を取得した。

テラススイートは全6室で、うち4室は個室付き。定員は個室付きが15名、個室なしが12名。テラスからコートまでの距離は約18メートルで、臨場感あふれる試合観戦を楽しめる。内装は「TOKYO」を共通キーワードに、それぞれ異なるものとした。各部屋1試合ごとの販売で、個室付きが1試合100万円、個室なしが80万円。お土産として「JALオリジナルラウンジアロマ」をプレゼントする。

また、テラススイートに隣接するラウンジでは、東京と世界各国の料理を組み合わせた食事をビュッフェ形式で提供するほか、JALの機内や空港ラウンジで提供実績のあるアイスコーヒーや、空港ラウンジのコーヒー粉を使ったオリジナルクラフトジン「Re FLY」を用意する。定員は最大276名で、ラウンジアクセス付きの観戦シートも販売する。1シーズンごとの販売で、1口(2席)216万円から。

▲JAL 大森康史 マイレージ・ライフスタイル事業本部長(右)

JALは日常生活でマイルを活用できるシーンを拡大する「JALマイルライフ構想」を推し進めている。8月28日に開かれた内覧会でJALの大森康史マイレージ・ライフスタイル事業本部長は、「マイルはこれまで空の旅で使ってもらうことが中心だったが、これからはお客様のライフスタイルの中に自然に溶け込む特別な体験を提供したい」と説明。今回の取り組みは「その象徴」だといい、JAL・VISAカード会員を対象に、テラススイートやラウンジを利用できる観戦特典付きのチケットをマイルで交換できるサービスを10月中旬から開始する計画だ。

TOYOTA ARENA TOKYO

▲TOYOTA ARENA TOKYO

▲眠らない街・東京をイメージしたテラススイート「NIGHT」

▲アルバルク東京の世界観を表現した個室付きテラススイート「ALVARK」

▲東京の緑地に着想を得たテラススイート個室付き「BOTANICAL」

▲東京のポップカルチャーをイメージした個室付きテラススイート「NEO」

▲江戸の下町情緒や歴史・文化を表現した個室付きテラススイート「OEDO」

▲アリーナのある青海地区から着想を得たテラススイート「BAY」

▲JAPAN AIRLINE LOUNGE