
福岡空港近くにオールインクルーシブホテル「十二ホテル」オープン ワイン各種や冷凍食品も無料
三笠商事は、「十二ホテル」を8月1日にグランドオープンした。
福岡空港に近く、博多の森の旧ホテルを改修し、16室から12室に減室。12か月にちなんだ各客室で違うデザインを取り入れた。ホテル評論家の瀧澤信秋氏が監修している。
客室によって設備は異なるものの、共通するのはプライベートサウナや岩盤浴が設置されていること。最もコンパクトな客室「01」は広さ30平米で、ダブルベッドとミストサウナを設置。シックな色合いの客室「02」や「06」は同50平米で、岩盤浴を設けた。最上階の「12」はテラス付きで、バレルサウナを用意。フィンランドサウナを設けたした客室もある。サウナハット、ポンチョ、3種類のサウナアロマなどのサウナグッズも用意し、サウナーも大満足。
シャワーヘッドはリファとミラブル、ドライヤーはパナソニックとレプロナイザーから選べる。
ミニキッチン付きで、オーブントースターや電子レンジ、ネスプレッソマシーンも用意。
なかなか見かけない大きさのネスプレッソカプセルホルダーをあけると、色とりどり32個のカプセルが。コーヒー飲み放題とはいえ、限度もある。
冷蔵庫を開けると水、炭酸水、緑茶、スポーツドリンク、炭酸飲料が入っていた。
さらに、冷凍庫にはハーゲンダッツが2個、一部の客室にはサウナの水風呂にも使える業務用製氷機、赤白2本のワインが常備されるワインセラーも設置されている。
1階には自動チェックイン機が設置され、非対面でチェックインができる。書棚に囲まれたラウンジでは、お気に入りの本を読みながらくつろげる。
隣接する宿泊者専用スペースに鍵をかざして入ると、中には業務用冷蔵庫がズラリ。
中にはビール、焼酎、ハイボール、日本酒各種。ソフトドリンクも豊富で、野菜ジュースやプロテインまで用意されている。隣にはビザやチヂミ、冷凍パンなど様々な冷凍食品もあり、アイスもいろいろな種類を取り揃えている。
さらに奥に進むと、プレミアムルームの宿泊者のみが利用できるワインセラーが。ここは酒屋ではないか、と思うほどのラインナップで、飲まなきゃ損だと思えてしまう。いずれも宿泊料金に含まれたオールインクルーシブで、部屋で自由に楽しめるスタイルだ。ラインナップは要望に応じて増えてしまったものの、日によって異なるという。
宿泊料金はオープニング価格として9,900円からとしている。福岡県内の利用者も多く、空港送迎もあることから訪日外国人の利用も増えているという。
アクセスは、福岡空港から車で10分。事前予約で無料送迎あり。(取材協力:十二ホテル)