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アメリカといえば、大谷翔平選手の活躍で人気のロサンゼルス、根強い人気のニューヨークを思い浮かべるところだが、米国内で人気なのはシカゴ。
シカゴは8年連続でコンデナスト・トラベラー誌の”ベスト・ビッグ・シティ”に選ばれており、圧倒的な人気を集めている。日本人にはなじみの薄いシカゴをIPWへの参加と一緒に散策した。
シカゴは”建築の街”と呼ばれており、特徴的な建物が多い。高層ビルも多く、街中にはモニュメントもあり、都会的であり、芸術的だ。 また、 大きな公園もあり緑が多いのも印象的。
その芝や木々はきれいに手入れがされていて、ゴミも落ちておらず、歩いているだけで気分がいい。
その街並みを俯瞰で楽しめるクルーズツアーが人気。たくさんの高層ビルが並ぶシカゴ川を進むのだが、ビルそれぞれの特徴や建設背景などを説明してもらえると、ビルそれぞれの表情を感じ始めるの。河口のミシガン湖側から街を引きで見ると、建物の違いを認識できていたところに、統一感を感じるのがまた不思議なところ。
乗ったクルーズ船は夕方発だったのだが(シカゴで19時台は夕方の感覚)、昼景と夜景の両方を楽しむことができるのでおすすめ。
アメリカの都市というと広いイメージを持ってしまうが、シカゴはコンパクトにまとまっている。ダウンタウンでは東京都心で生活している人には頑張れば徒歩で移動することも可能だが、レンタル自転車も多く設置されていて、専用アプリで借りることができる。
ダウンタウン周辺には、ミレニアム・パークでシカゴのアイコン「ザ・ビーン」を見ることができるほか、美術館もあるし、超高層ビルの展望台「ウィリス・タワーのスカイデッキ・シカゴ」もあるし、もちろんショッピングもできる。
また、電車が発達しているので、それを使えば多少の距離は難なく移動できる。1日乗車券は5ドルなので、Uberやレンタカーをする必要もないので、安心だし経済的だ。鈴木誠也選手や今永昇太選手のいるシカゴカブスの本拠地リグレーフィールドは最寄り駅からすぐだ。
ダウンタウンから少し離れると、高層ビルがなくなり、また趣のある街並みが広がる。新しい人気エリアはダウンタウンの西側にある「ウエスト ループ」。倉庫街だったところが再開発され、レンガ造りの建物におしゃれなお店が多くある。おいしいお店も多く、平日の夜でも満席になるので、予約をおすすめする。
最後にシカゴの治安だが、夜も安心して出歩けるほどよい。(もちろん独り歩きの危険はどこも同じ)高層ビルの夜景やライトアップを楽しむこともできる。公園がきれいに整備されているのがそれを物語っているように思う。子連れにも安心して出かけられる街だと感じた。
シカゴは東京からの直行便だと約12時間で到着する。アメリカ本土への移動時間としては平均的だ。都市観光には最適な街で、米国内で人気の理由がわかった気がする。