
スクート、東京/羽田〜シンガポール線を開設 2026年3月1日から1日1往復
ハワイアン航空は、福岡〜ホノルル線を11月19日をもって運休する。
太平洋横断路線を再編し、需要の高いハワイ発着の国際線と国内線を強化する取り組みの一環。この他に、ホノルル〜ボストン線を11月19日、ホノルル〜ソウル/仁川線を11月21日をもって運休する。
ハワイアン航空のジョー・スプレイグ最高経営責任者(CEO)は、「路線運休を巡る決断は常に難しいものです。これまであらゆる努力を尽くしてきたにもかかわらず、パンデミック後の需要の低迷と様々な市場の課題により、福岡、ソウル、ボストンでは厳しい状況が継続しています。当社は、今後も日本(東京、大阪)との直行便などを通じて、アジアとハワイを結ぶ充実したサービスの提供を継続してまいります。今回のネットワークの再編を含め、国際線・国内線にわたるハワイへの需要の高まりに対応しながら、すべてのお客様により多くの目的地へのアクセスを提供します」とコメントしている。
同路線は2019年11月に開設。デルタ航空の撤退後、約5年ぶりとなる両都市を結ぶ唯一の直行便として運航していた。新型コロナウイルスの影響で運休後、2023年4月に運航を再開していた。予約客には他の便への振替や払い戻しを案内する見通し。
また、ホノルル〜シアトル・パペーテ・ロサンゼルス・シドニー線で増便を行うなど、輸送力の再配置を行う。