ジョルダン、イーツアーを解散・清算へ

ジョルダンは、イーツアーを解散し清算することを取締役会で決議した。

ジョルダンは、2012年11月にEMCOMホールディングスからイーツアーの株式を取得し、連結子会社化していた。その後、旧旅キャピタル(現エアトリ)、元代表の公文雅人氏からも株式を取得し、完全子会社化していた。

主に海外旅行商品をウェブサイト上で販売していたものの、海外情勢や円安などの影響を受けていることや、ジョルダンが旅行事業を行っており、機能の重複や相互取引の煩雑化なども生じていた。グループ全体の組織効率化やコスト削減の観点から、解散と清算を決議した。

2025年3月期の業績は、売上高が2,235万円、営業損失が482万円、純損失が523万円だった。2023年3月期と2024年3月期の最終損益は黒字だった。

解散は2026年9月期の上期を予定しており、今後、イーツアーの臨時株主総会で決議する。ジョルダンでは、税務上の繰越欠損金の引き継ぎを見込んでいる。