ドバイ経済観光庁、メディアイベント開催 治安の良さ強調

ドバイ経済観光庁は、6月23日にメディアイベントを開催し、最新情報を共有した。

2024年のドバイへの宿泊旅行者数は1,872万人(前年比9%増)、2025年第1四半期の実績は531万人(前年同期比3%増)の成長を続けている。その他、安全性や快適性、体験について「気軽」というキーワードで説明があった。アメリカの海外旅行保険比較サイト「Insure My Trip」の調査では、ドバイが「女性の一人旅に最適な都市」のトップに選ばれている。

インターナショナル・オペレーションズ・アジア・太平洋地域統括ディレクターのシャハブ・シャヤン氏は、日本市場を「キーマーケット」に位置づけており、東京と大阪に専用チームを擁し、ラグジュアリーから安価、ビジネスといった多様なニーズに対応できると話した。

主要ターゲットとして女性を重視してきたものの、ビジネスやSNSの影響で若年層が増加しているという。三つ星や四つ星ホテルが安価で、豊富な料理の選択肢、砂漠以外に海や山が楽しめ、多様なニーズに対応できるといい、「ドバイも日本のようにホスピタリティを大事にしています。是非ドバイでお会いしましょう」とアピールした。

「ミシュランガイド・ドバイ2025」には過去最多となる119軒が掲載され、インド料理レストランが三つ星に世界で初めて含まれた。夏には大規模セール「ドバイ・サマー・サプライズ」も開催されている。

日本からはエミレーツ航空が、東京/羽田、東京/成田、大阪/関西から直行便を1日1往復運航しており、ストップオーバープログラムも展開している。観光目的では査証不要で滞在できる。