「帝国ホテル 京都」、2026年春開業

帝国ホテル 京都、2026年春開業

帝国ホテルは、「帝国ホテル 京都」を2026年春に開業する。

祇園甲部歌舞練場敷地内の国の登録有形文化財、弥栄会館の一部を保存・活用した。客室は全55室で、保存・改築・増築という異なる建築構造を持つ3エリアで展開する。

保存エリアは、祇園甲部歌舞練場や花見小路を臨む南西面の客室で、柱や梁、窓枠など随所に弥栄会館時代の名残があり、一部客室にはバルコニーも備える。改築エリアは、本棟北東面に位置する客室で、弥栄会館時代の特徴的なシルエットを継承しながら全体的にモダンな設えとした。北棟増築エリアは、祇園の町並みと調和するよう新たに増築した客室で、畳を設えている。

最上位スイートである「インペリアルスイート」は、総面積が193平方メートルで、北・東の二面に広がるテラスを備え、祇園・お茶屋の町並み、祇園甲部歌舞練場本館、東山の山並みを一望できる。弥栄会館の鐘塔での特別な体験も提供する予定。

館内には、レストラン、バー、スパ、プール、フィットネスジムを完備する。

宿泊料金は3,000,000円(税・サービス料込)。宿泊予約の受付は今秋開始を予定している。

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