エアバス、TAM航空にA350XWB引き渡し　世界で4社目

2015年12月22日

編集部

エアバスは、LATAMエアラインズ・グループにA350XWB型機の第1号機を引き渡した。TAM航空はアメリカ大陸で初、世界で4番目のA350XWB型機の運航会社となる。

TAM航空のA350XWB型機は、プレミアム・ビジネス・クラス30席、エコノミークラス318席の計348席を配置している。LATAMエアラインズ・グループは計27機、その他の機種を含めると約380機のエアバス機を発注している。また、運航機種は250機以上で、南半球最大かつ世界で上位10位に入るエアバスの顧客。

2016年1月から、サンパウロ〜マナウス線で商業運航を開始し、3月からマイアミ、4月からマドリードへの国際線にも投入を開始する。

エアバスは2015年、A350XWB型機を、カタール航空、ベトナム航空、フィンエアーを含む4社に13機引き渡したことになる。