仙台国際空港、旅客取扱施設利用料を改定 10月30日発券分から

仙台空港

国土交通省は、仙台国際空港による旅客取扱施設利用料の上限認可申請を、空港法第16条に基づき、8月16日付けで認可した。

仙台国際空港は同日、10月30日以降の発券分の出発・到着利用者を対象に、旅客取扱施設利用料を改定すると発表した。国内線では大人が230円から290円、小人が120円から150円に、国際線では大人が610円から700円、小人が300円から350円にそれぞれ値上げとなる。航空券発券時に運賃とともに徴収する。

仙台国際空港では、2018年10月28日から、旅客取扱施設利用料を導入している。保安検査場の拡張工事や、搭乗橋のバリアフリー化を目的としたノンステップタイプへの更新工事、館内照明のLED化といった設備投資を行ってきたことに加え、2021年と2022年の福島県沖地震で損傷したターミナルビルの修繕工事を実施している。