カタール航空、エアバスA380型機の投入は一時的 A350の塗装劣化問題で

カタール航空

カタール航空は、エアバスA380型機の運航再開を決定し、ドーハ国際空港からハマド国際空港へ機材を空輸した。運航は18か月以上ぶり。

保有する10機のうち5機の運航を計画しており、12月にもロンドン/ヒースローやパリへの運航を再開する。カタール民間航空局が、塗装劣化が激しいエアバスA350型機19機の運航停止を命じており、今冬のピークに合わせ、運航再開を決めた。根本的な原因はまだ解明されていないという。

アクバル・アル・ベイカー最高経営責任者(CEO)は、「エアバスA350型機の問題の重大性を反映したもので、需要とのバランスをとるための短期的な措置です。新型コロナウイルスの感染拡大時に、より燃料効率の高い双発機を導入するために運航を停止したエアバスA380型機の恒久的な運航を意味するものではありません」と述べた。

詳細はこちら