台湾鉄道と台湾高鉄、車内飲食を全面禁止 感染急拡大で

台湾鉄路管理局 台鉄

台湾で新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを受け、台湾鉄路管理局(台鉄)と台湾高速鉄道(高鉄)は、列車内での飲食を5月11日から全面的に禁止した。

同日から車内販売や駅弁の予約販売、車内の自動販売機も中止する。水分補給などのために水を飲むことは問題ないとしている。また、台鉄では5月15日から自強号(特急列車)をはじめとした長距離列車の立ち席乗車を禁止し、高鉄でも同日から6月8日まで自由席券の発売を停止する。

新型コロナウイルスの封じ込めに成功したと見られていた台湾では、5月に入り1日の新規感染者数が最多を更新するなど、感染拡大が懸念されている。