JAL、国内線仕様ボーイング787-8型機の運航拡大 東京/羽田〜札幌/千歳線に初投入

JA848J CTS-HND

日本航空(JAL)は、5月6日に、東京/羽田〜札幌/千歳線に国内線仕様のボーイング787-8型機(機体記号:JA848J)を投入した。同路線の営業運航は初めて。

6日は、東京/羽田を午前10時30分に出発するJAL511便と、折返し札幌/千歳を午後1時5分に出発するJAL510便に投入した。国内線仕様ボーイング787-8型機の同路線への投入については、事前の予告はなかったものの、予約画面では確認することができていた。

国内線仕様ボーイング787-8型機は、ファーストクラスが6席、クラスJが58席、普通席が227席の計291席を配置し、全クラスにAC電源とUSB電源、個人用モニターを備えた最新のキャビンプロダクトを採用している。すでに東京/羽田〜大阪/伊丹・福岡線に就航している。東京/羽田〜札幌/千歳線へは初就航だが、すでに同仕様のエアバスA350-900型機が投入されている。

JALは、新型コロナウイルス感染症による需要減少や、プラット&ホイットニー製エンジンを搭載したボーイング777型機の早期退役の影響で、機材運用が流動的になっているとみられる。同路線への、国内線仕様ボーイング787-8型機の今後の投入は決まっていない。

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