行楽客で羽田空港に賑わい 緊急事態宣言で予約1割減

ゴールデンウィーク初日のきょう4月29日、羽田空港ではレジャーや帰省客が多くみられた。

4月23日に各社が公表した、4月29日から5月5日までのゴールデンウィーク期間中の国内線予約状況によると、全日本空輸(ANA)グループは約44.4万人、日本航空(JAL)グループは約32.7万人の予約があった。いずれも前年と比べると4倍程度の予約数であるものの、前々年と比較するとANAグループは4割台、JALグループは2割台にとどまっている。

ANAエアポートサービスの久沢弘太郎旅客サービス部長は、「23日に、25日から緊急事態宣言に入るという報道がされ、約1割程度予約が減った。沖縄方面が多く、関西方面の予約率は他の路線より低い」と状況を話した。ANAではきょう1日で、5〜6万人が利用し、きょうと5月1日の下りの搭乗率はは6〜7割程度となる見通し。