サンフランシスコ国際空港、滑走路改修を前倒し 遅延発生予測も

サンフランシスコ国際空港は、新型コロナウイルスの影響による発着便数の減少を利用し、滑走路の改善プロジェクトを加速する。

28R滑走路を4ヶ月閉鎖し、2022年を予定していた改修を早期に終える。閉鎖は4月より開始し、滑走路の再舗装、2つの誘導路の建設、滑走路と誘導路の境界部分の拡大、照明の改善を予定する。作業にあたり、28L滑走路を3週間閉鎖する。9月6日のレイバー・デーにまでに終える見通し。作業の早期化は2020年10月から開始しており、滑走路の一部が交差する2点の再舗装を終えている。

航空会社は作業期間中、新型コロナウイルスの感染拡大前に予定されていたフライトの半数未満を運航することを計画していることから、滑走路の閉鎖による遅延や欠航を削減できるとしている。