
JALオンライン、クラスJを普通席と同額に ビジネスフレックス運賃で
日本航空(JAL)は3月30日より深夜便として羽田-ホーチミン線の就航を開始しました。
機材はボーイング767-300型機の機体番号「JA617J」を投入し、パイロット2名、客室乗務員8名、乗客161名(ビジネスクラス13名、エコノミークラス148名)を乗せたJL079便は定刻よりも2分早い午前1時23分にブロックアウト。
運航初日は搭乗率80%以上と好調なスタートを迎え、初便搭乗者にはJAL社員からの感謝カードとJALオリジナルロゴ入りフリクションボールペン3本入りの記念品が進呈されました。
運航初日には初便就航セレモニーが行われ、出発に際し、JALの米澤章(よねざわあきら)執行役員は「ホーチミン線は、現在成田で運航しているホーチミン線とあわせて、JAL便としては1日2便の運航となった。羽田-ホーチミン線には快適性・機能性を向上させた新座席仕様のJALスカイスイート767を就航させる。JALは世界一選ばれる・世界一愛される航空会社を目指し、安全運航を基盤として、みなさまに快適な空の旅をお約束します。」と挨拶。ベトナムに行く渡航者が増加していること等を挙げ、羽田-ホーチミン線を就航することによって、発展するベトナムと日本の文化・経済の発展に大きく貢献したいと抱負を述べました。
JALの羽田-ホーチミン線はビジネスクラス24席、エコノミークラス175席仕様のボーイング767-300型機「JAL SKY SUITE 767(JALスカイスイート767)」を導入。JALスカイスイート767と777に搭載されている新エコノミークラスシート「SKY WIDER(スカイワイダー)」は2013年度のグッドデザイン賞も受賞しています。また、ビジネスクラスは全席通路側アクセスの完全フルフラットシートを搭載。ベトナムで最も重要な経済的中心地とされるホーチミンへの渡航者に、ゆとりある居住スペースを提供します。
JALの羽田-ホーチミン線は1日1往復体制。運賃は燃油サーチャージ込みで往復5万4,000円から。
JALはこのほか、国土交通省が割り当てた羽田空港の国際線発着枠を活用し、3月30日のサマーダイヤ以降、昼間時間帯で新たに羽田-ロンドン、羽田-パリ、羽田-シンガポール、羽田-バンコク線の就航を開始。ロンドン線は新規開設、パリ線は現行の深夜便を昼間時間帯に変更、シンガポールとバンコク線は1日1往復から同2往復に増便します。
■JAL 羽田-ホーチミン線 運航スケジュール(3/30~)
JL079便 羽田 01:25 → ホーチミン 05:15
JL070便 ホーチミン 13:55 → 羽田 20:00