ハウステンボスにIR誘致 長崎県ら3者合意

ハウステンボスと長崎県、佐世保市は、テーマパーク「ハウステンボス」の土地と建物の一部を統合型リゾート(IR)の整備候補地とすることで、基本合意した。

広さは約30ヘクタールで、ホテルヨーロッパやフォレストヴィラなどが立地する。長崎県は、有識者の取りまとめとして、年間集客は約740万人、建築投資額は2,000億円、経済波及効果は運営で約2,600億円、建設投資で約3,700億円に及ぶと試算している。ハウステンボスは年間約300万人安定した集客があり、園内駐車場の立体駐車場化などによって、ロッテルダム駐車場(約27,000平方メートル)をはじめとした、約196,000平方メートルの駐車場を開発可能用地として想定していた。

諸条件に関する調整を経て、ハウステンボスと佐世保市との間で区域整備計画が正式に認定された際に発効する土地・建物に関する契約を、年内にも締結する。