ハワイアン航空、東京/羽田〜ホノルル線を1日3便増便 米運輸省に申請

ハワイアン航空(ボーイング787-9型機)

ハワイアン航空はアメリカ運輸省に、東京/羽田〜ホノルル線を1日3便増便することを申請した。

現在、東京/羽田〜ホノルル線を週11便、東京/羽田〜コナ線を週3便運航している。そのうち東京/羽田〜ホノルル線の週7便は昼間、それ以外の週7便は深夜に発着している。ハワイアン航空では、東京とホノルル間は旅客需要が高いことをアピールしており、既存便はハワイアン航空と全日本空輸(ANA)合わせて搭乗率は90.8%、ハワイアン航空単体では91.9%に及ぶという。新設する3便では、日本航空(JAL)との提携により日本国内27都市との乗り継ぎができるとしている。

ハワイアン航空では、「ハワイと日本の結びつきは長期的で深いものとなる。また、お互いの文化に対する愛情は強固でゆるぎないものとなる。2010年、ハワイアン航空は羽田空港のサービスを開始した米国で最初の航空会社の一社であり、その当時から継続的なサービスをご提供している唯一の米国の航空会社となる。羽田空港の日中の発着枠拡大に伴う割当申請を検討していただくことに感謝申し上げます」とコメントしている。

石井啓一国土交通相は2月12日の大臣会見で、増枠する羽田空港の発着枠のうち、半分程度を日米路線に割り当てる方向で最終調整していることを明らかにしていた。アメリカ側にへ12枠を配分する方向とみられ、現地時間2月7日からアメリカ運輸省が配分手続きに着手している。

現在、アメリカの航空会社による羽田空港発着路線は、ホノルル(ハワイアン航空/週11便)、コナ(ハワイアン航空/週3便)、ミネアポリス(デルタ航空/週7便)、ロサンゼルス(デルタ航空/週7便、アメリカン航空/週7便)、サンフランシスコ(ユナイテッド航空/週7便)の5路線となっている。

■ダイヤ
HA864 東京/羽田(19:20)〜ホノルル(07:10)/冬スケジュール
HA868 東京/羽田(20:20)〜ホノルル(08:10)/冬スケジュール
HA870 東京/羽田(21:50)〜ホノルル(09:40)/冬スケジュール
HA863 ホノルル(10:40)〜東京/羽田(15:30+1)/冬スケジュール
HA867 ホノルル(12:40)〜東京/羽田(17:30+1)/冬スケジュール
HA869 ホノルル(13:40)〜東京/羽田(18:30+1)/冬スケジュール

HA864 東京/羽田(19:20)〜ホノルル(08:15)/夏スケジュール
HA868 東京/羽田(20:20)〜ホノルル(09:15)/夏スケジュール
HA870 東京/羽田(21:50)〜ホノルル(10:45)/夏スケジュール
HA863 ホノルル(12:10)〜東京/羽田(15:30)/夏スケジュール
HA867 ホノルル(14:10)〜東京/羽田(17:30)/夏スケジュール
HA869 ホノルル(15:10)〜東京/羽田(18:30)/夏スケジュール

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