北海道で最大震度6弱の地震 鉄道に大きな影響、札幌駅では混乱も

きょう2月21日午後9時22分頃、北海道地方で強い地震が発生し、気象庁によれば最大震度6弱を厚真町で観測したほか、札幌市の一部や千歳市などで震度5弱を観測した。地震の規模(マグニチュード)は5.7と推定されている。

札幌駅を発着するJR北海道線は、一時全線で運転を見合わせたが、一部区間を除き順次運転を再開している。北海道新幹線は午後9時38分に運転を再開したほか、函館線の小樽〜岩見沢駅間と学園都市線の札幌〜石狩当別駅間、千歳線の札幌〜北広島駅間は徐行での運転を再開している。千歳線の北広島~沼ノ端駅間と南千歳~新千歳空港駅間、石勝線の南千歳~追分駅間、室蘭線の遠浅~由仁駅間、日高線の浜厚真~厚賀駅間では運転を見合わせている。

札幌市営地下鉄は全線で運転を見合わせており、きょう21日の運転再開の見通しは立ってないと、駅員がアナウンスしていた。

新千歳空港の滑走路は一時的に閉鎖されたものの、滑走路1本での運用を午後9時50分に再開した。一時的に数便が上空で待機していた。

日高自動車道は苫東中央インターチェンジ(IC)~厚真IC間で通行止めとなっている。

いずれも同日午後10時半現在の情報で、変更となっている可能性もある。