ブリティッシュ・ミッドランド・リージョナルが経営破綻 「EU離脱が影響」

ブリティッシュ・ミッドランド・リージョナルは、現地時間2月16日に事業を停止し、経営破綻した。

Flybmiのブランドで、ヨーロッパの25都市を17機のリージョナルジェット機で結んでいた。ブリティッシュ・ミッドランド・リージョナルは声明で、燃油コストの上昇や、イギリスの欧州連合(EU)離脱による不確実性に深刻な影響を受けたとしているが、近年は赤字が続いていた。2018年には約29,000便を運航し、約52.2万人が利用した。イギリス、ドイツ、スウェーデン、ベルギーの4カ国に377人の従業員を擁している。

予約客には、支払いの際に利用したカード会社を通じて返金する。旅行代理店や共同運航(コードシェア)パートナーを経由して予約した場合は、旅行会社の担当者や航空会社に確認するよう求めている。ルフトハンザ・ドイツ航空、ブリュッセル航空、ターキッシュ・エアラインズ、ローガンエアー、エールフランス航空、エア・ドロミティの各社とコードシェアを行っていた。旅行保険に加入している予約客には、保険会社に連絡し、保険請求の資格があるか確認するよう呼びかけている。