帝産観光バス、後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」を全車両に導入

帝産観光バスは、ジャパン・トゥエンティワンが販売する後付け衝突防止補助システム「モービルアイ」を全車両に導入した。

大手貸切バス事業者として、国内で初めて全車にあたる291台に導入した。衝突被害軽減ブレーキ装着車の171台にも装着している。

「モービルアイ」は、自動運転車の開発にも使用されているカメラセンサー技術を先進運転支援システム(ADAS)の後付け可能な衝突防止補助装置として活用するもので、国内で6万台に導入されている。車種や年式を問わず後付けできるため、全拠点・全車両統一の安全運転支援が実現できるとしており、年式の新しい衝突被害軽減ブレーキ搭載車では、併用運行で安全性をさらに強化できるとした。出入り口付近には乗客へ周知するステッカーを掲出する。

帝産観光バスは、東京、名古屋、京都、大阪、奈良、神戸に拠点を置く、大手貸切バス事業者。1946年に帝産オートとして発足し、進駐軍向けのバス輸送を開始した。