香港政府、中国・武漢で発生した原因不明のウイルス性肺炎に注意喚起 空港や駅で対策強化

香港政府は、中国・武漢で原因不明のウイルス性肺炎が発生していることから、空港や駅で衛生措置の強化を行う。

香港国際空港には赤外線カメラを設置するほか、武漢から到着する航空機や列車では、清掃や消毒対策を強化する。香港に入境する人のうち、14日以内に武漢のローカル市場や海鮮市場を訪れた人のうち呼吸器疾患があり、発熱している人は、公立病院に隔離される。香港では現時点で同様の症状を発症した患者は確認されていない。

在香港日本国総領事館や香港政府は、鳥や鳥の糞との接触は避け、生きた家畜の売り場や農場等に行かないこと、特に急性呼吸道感染症の患者には近づかないこと、生や半熟の卵,火の通っていない肉類等食さないことなどを呼びかけている。