アメリカン航空、東京/羽田〜ダラス・ラスベガス線を開設、ロサンゼルス線増便へ 米運輸省に申請

アメリカン航空(ボーイング787-8型機、ボーイング787-9型機)

アメリカン航空はアメリカ運輸省に、東京/羽田〜ダラス/フォートワース・ラスベガス線の2路線の開設と、東京/羽田〜ロサンゼルス線の増便を申請することを明らかにした。

従来から運航している東京/羽田〜ロサンゼルス線と合わせると、東京/羽田〜ロサンゼルス・ダラス/フォートワース線は1日2便、東京/羽田〜ラスベガス線は1日1便を運航する。新設するフライトでは、東京/羽田〜ダラス/フォートワース線はボーイング777-200型機、東京/羽田〜ロサンゼルス・ラスベガス線はボーイング787-8型機を使用する。

アメリカン航空では、ダラス/フォートワース(AA227便とAA228便)、ロサンゼルス、ダラス/フォートワース(AA597便とAA598便)、ラスベガスの順の割当を希望している。

アメリカン航空では、「ロサンゼルスからの追加便は、利用者にさらに多くのオプションと、東京とアメリカ西海岸間のハブ空港との間の便利化スケジュールを提供することになる。1日2便のダラス/フォートワース線は、アメリカン航空の1日800便以上のネットワークで200都市以上へアクセスすることができる」としている。ラスベガスへは今年1月、初めてコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に合わせて直行便を運航していた。

石井啓一国土交通相は2月12日の大臣会見で、増枠する羽田空港の発着枠のうち、半分程度を日米路線に割り当てる方向で最終調整していることを明らかにしていた。アメリカ側にへ12枠を配分する方向とみられ、現地時間2月7日からアメリカ運輸省が配分手続きに着手している。

現在、アメリカの航空会社による羽田空港発着路線は、ホノルル(ハワイアン航空/週11便)、コナ(ハワイアン航空/週3便)、ミネアポリス(デルタ航空/週7便)、ロサンゼルス(デルタ航空/週7便、アメリカン航空/週7便)、サンフランシスコ(ユナイテッド航空/週7便)の5路線となっている。

■ダイヤ
AA228 東京/羽田(18:15)〜ダラス/フォートワース(16:25)/夏スケジュール
AA228 東京/羽田(19:35)〜ダラス/フォートワース(16:15)/冬スケジュール
AA598 東京/羽田(20:45)〜ダラス/フォートワース(18:55)/夏スケジュール
AA598 東京/羽田(21:55)〜ダラス/フォートワース(18:35)/冬スケジュール
AA227 ダラス/フォートワース(12:35)〜東京/羽田(15:55+1)/夏・冬スケジュール
AA597 ダラス/フォートワース(15:00)〜東京/羽田(18:30+1)/夏スケジュール
AA597 ダラス/フォートワース(15:00)〜東京/羽田(19:40+1)/冬スケジュール

AA172 東京/羽田(11:55)〜ロサンゼルス(06:30)/夏スケジュール
AA172 東京/羽田(13:45)〜ロサンゼルス(06:35)/冬スケジュール
AA171 ロサンゼルス(23:55)〜東京/羽田(04:45+2)/冬スケジュール
AA171 ロサンゼルス(00:40)〜東京/羽田(04:45+1)/夏スケジュール

AA777 東京/羽田(17:30)〜ラスベガス(10:45)/冬スケジュール
AA777 東京/羽田(16:30)〜ラスベガス(11:00)/夏スケジュール
AA776 ラスベガス(13:20)〜東京/羽田(18:25+1)/冬スケジュール
AA776 ラスベガス(13:30)〜東京/羽田(17:25+1)/夏スケジュール

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