JAL、乗務中の客室乗務員から基準値超えアルコール検出

日本航空(JAL)は12月20日、12月17日の東京/成田発ホノルル行きJL786便(ボーイング787-9型機、機体記号:JA874J)に乗務中の客室乗務員から、機内でのアルコール検査でアルコール値が検出されたと発表した。

同便は午後7時58分に成田空港を出発、ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港には同日の午前7時27分に到着した。乗員12名、乗客123名の計135名が搭乗していた。

客室乗務員は出発前のアルコール検査で、基準値の1リットルあたり0.10ミリグラムに対し、検知されたアルコール値は1リットルあたり0.00ミリグラムだったものの、離陸後、最初の食事サービス終了後に、近くにいた他の客室乗務員からアルコール臭がするとの報告が先任客室乗務員に対してあったことから、離陸から約3時間時点でアルコール感知器を用いてアルコール検査を実施したところ、呼気中から同0.15ミリグラムのアルコールが検知された。その後、約30分程度の時間を置いて実施した再検査でも、再び同0.10ミリグラムのアルコールが検知された。1回目の検査でアルコール値の検知後には、一切の業務に従事させていないという。到着後に行ったアルコール検査では、同0.00ミリグラムだった。

JALによると、客室乗務員からは飲酒は一切していないとの報告を受けているという。今後詳細に調査を進めるとしている。

10月28日には、ロンドン/ヒースロー発東京/羽田行きに乗務予定だった副操縦士から、イギリスの法令で定められた基準値を超えるアルコール値が検出され、ロンドンの警察当局に拘束された。11月29日には禁錮10ヶ月の判決を受け、懲戒解雇処分としている。