香港政府観光局、「香港ウィーク2018 Greater Bay Area Showcase」開幕 スペシャルゲストに香取慎吾さん

香港政府観光局は、東京・丸の内の商業施設KITTEで、「香港ウィーク2018 Greater Bay Area Showcase」を11月1日、開幕した。4日まで開催する。

10月下旬から11月上旬にかけて、香港と日本の交流拡大を目指して東京で行われる「香港ウィーク」のプロモーションイベントの一環として行うもので、新しい香港の文化や食の魅力と、広東・香港・マカオ大湾区(グレーターベイエリア)の魅力を紹介する。9月に杭州や深センを結ぶ香港初の高速鉄道「広州・深セン・香港高速鉄道」、10月にはマカオ・珠海を結ぶ「港珠澳大橋」が相次いで開通。香港を拠点に中国本土やマカオへよりアクセスしやすくなった。イベントではマカオ・広州ゾーンも設け、珠江デルタ地域全体の魅力を訴求する。

初日に開催されたセレモニーには、キャリー・ラム行政長官のほか、スペシャルゲストとして、3月にオールドタウンセントラル(OTC)の世界で最も長いエスカレーター「ミッド・レベル・エスカレーター」の壁面に初のストリートアートを「大きなお口の龍の子(大口龍仔)」制作した香取慎吾さんが出席した。

イベントでは、香取慎吾さんが制作した絵のレプリカも展示しているほか、香港のユニークで活気ある雰囲気をそのまま凝縮した4つのミニチュア作品を展示し、広州・深圳・香港高速鉄道(HSR)や年末に開通予定の港珠澳大橋、香港国際空港を紹介する。マカオ・広州ゾーンでは、広東省の9つの都市とマカオの魅力的な観光アトラクションを紹介する。

南側テラスには、香港で人気の点心専門店「添好運(ティム・ホー・ワン)」と東京にある香港カフェ「香港時間」のフードトラックが登場し、「添好運」の人気の点心と「香港時間」の香港ローカルカフェメニューを提供する。

開催場所は1階アトリウムと南側テラス、開催時間は午前11時から午後9時まで、1日のみ午後5時から。入場料は無料。