アパホテル、六本木で5棟同時着工 「(仮称)アパホテル〈六本木ホテル群〉」2020年夏開業へ

(仮称)アパホテル〈六本木ホテル群〉

アパホテルは、東京・六本木で5棟から構成される「(仮称)アパホテル〈六本木ホテル群〉」の起工式を同時開催した。

着工したホテルは5棟859室で、運営中のアパホテル〈六本木一丁目駅前〉の隣接地に建設する。これにより6棟で1,001室となる。設計はIAO竹田設計、施工は新日本建設、デザイン監修は辻本デザイン事務所が担当し、2020年夏にも開業する。

全館でLED照明を採用し、ガスヒートポンプエアコンで電気使用量を削減するほか、高効率ガス給湯器、ガス・コージェネレーションシステムにより排熱を有効利用する。断熱効果が高いガラスや遮光カーテン、卵型で節水効果の高いユニットバス、定量止水栓、節水シャワー、オリジナルベッド、50インチ以上のテレビなどを導入する。

アパグループの元谷外志雄代表は、「本日着工の5ホテルが完成すれば六本木に6本のホテルが並ぶ。最近、北米・ヨーロッパからのお客様が増えている。彼らはエリートであり、外観やロビーのデザインにこだわるなど誇りを持って泊まっていただけるホテルづくりが評価されたと考えている。アパホテルはビジネスホテルでも都市ホテルでもなく、都市ホテルの上を行く新都市型ホテルという位置付けである。海外からの需要は今後もまだまだ増えていく。過去のオリンピックを見れば海外からの観光客はオリンピック後に一時的に減っても、その後右肩上がりに増えており、日本は観光大国へと向かうであろう。日本は魅力的で素晴らしい国。最近は地方まで海外観光客による好影響が及んでいる。アパグループは地方中核都市にもホテルを拡大し、現時点で、本年は20ホテル4,093室、来年は19ホテル7,372室、計11,465室のオープンを予定している。引き続き拡大戦略に打って出たい」と述べた。北米や欧州からの利用者は全体の23.1%に及ぶという。

アクセスは、東京メトロ南北線六本木一丁目駅から徒歩3分、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線六本木駅から徒歩6分、東京メトロ銀座線・南北線溜池山王駅から徒歩7分。

詳細はこちら