デルタ航空、指紋認証で搭乗できるサービス開始 ワシントンで実証実験

デルタ航空は、ロナルド・レーガン・ワシントン・ナショナル空港で指紋を使用した搭乗サービスの提供を開始した。

指紋認証などにより本人確認サービスを提供しているCLEARに登録しているデルタ航空のスカイマイル会員は、身分証明として指紋を使用して航空機への搭乗やラウンジへの入場を行うことができる。今夏のテストの最終段階では指紋を使って手荷物の預け入れもできるようになる。

デルタ航空とCLEARのパートナーシップで行うもので、両社のシステムがどのように動作するかテストする。参加は任意。アメリカの20以上の空港では、CLEAR
会員向けに専用レーンを設けており、指紋認証での搭乗サービスが実用化されれば、よりスムーズに搭乗が可能となる。

指紋認証は紙の搭乗券よりも高い精度で認証が行われることから、ゲートの係員はチケットのスキャン業務ではなく、座席変更などのタスクの処理により時間を費やすことができるようになる。

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