カンタス航空、カンガルーロゴを刷新 モダンでダイナミックなデザインに

カンタス航空

カンタス航空はシドニー国際空港で、カンガルーロゴの刷新を、新型ビジネススイートとエコノミークラスシートとともに発表した。

ロゴの刷新は1944年に導入して以来、1947年のロッキード・コンステレーション機、1984年のボーイング747-300、2007年のエアバスA380型機の導入時に刷新しており、今回は5回目。新デザインはデザイナー・コンサルタントのマーク・ニューソン氏とオーストラリアのデザイン会社であるヒューストン・グループが協力して進めた。

尾翼のカンガルーは影が躍動感と奥行きを与え、カンガルー自体がシンプルとなったことで、より明確かつモダンになった。シルバーのラインは尾翼から機体後部に向かって流れるようにデザインされており、高級感を演出。赤い尾翼と白い機体のコントラストがより感じられるようになった。ロゴの文字はよりスリムに、文字色は明るくなった。機体下部にもロゴが描かれている。ウイングレットの内側にもカンガルーが描かれており、乗客が窓から撮る写真にも写るようになった。

アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は、「カンタスの航空機に初めてカンガルーが登場してから、80年以上が過ぎました。それはまさにオーストラリアのスピリットを表している。世界中の空港で、乗客がカンタスの尾翼を見る時、それは故郷のシンボルとして映ります。われわれはブランドへの親近感を残しつつ、787とカンタスのようによりモダンでダイナミックなデザインを目指した。新ブランドは、この先の100年を見据えているカンタスの新時代のシンボルとなるでしょう。それはまさに、新しい目的地、新しいテクノロジー、新しいサービスの時代です」と語った。

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