ジェットスター・アジア航空、大阪/関西〜クラーク線開設 初便はほぼ満席

ジェットスター・アジア航空は、大阪/関西〜クラーク線を3月27日より開設した。

クラークはフィリピン・ルソン島のパンパンガ州の都市で、両空港を結ぶ初の路線となる。アンヘレスやマバラカットなどクラーク近郊の都市やルソン島中部・北部へのアクセスが改善する。

大阪/関西発、クラーク発ともに火・木・土曜の週3日運航する。機材はエコノミークラス180席を配置した、エアバスA320型機を使用する。エコノミークラス「Starter」の片道運賃は、燃油サーチャージなし、諸税別で5,960円から。

これによりジェットスター・アジア航空は、大阪/関西〜台北/桃園〜シンガポール線の週12便、大阪/関西〜マニラ〜シンガポール線の週5便をあわせた週20便で関西国際空港に乗り入れることになる。関西国際空港からは、マニラ、セブを含むフィリピンの3都市へ直行便で結ばれることになった。初便はほぼ満席で出発した。

ジェットスター・アジア航空のバラタン・パスパティ最高経営責任者(CEO)は、「パートナーである国内の旅行会社からは、観光客やビジネス旅客は、ジェットスターが提供する低運賃に加え、平日や週末に利用可能な利便性の高いスケジュールを活用できると喜んでいただいている。これまでの経験からも、低運賃により需要が喚起され、航空機を利用する旅客数が増加することが分かっている。昨今、クラークに進出する日系企業も増加しており、ジェットスターは両国間を移動しやすいよう、今後も魅力的な運賃を提供していきます。また、フィリピン政府が進めるクラークの再開発計画を支援する航空会社として今後も努力してまいります。」とコメントしている。

■ダイヤ
3K778 大阪/関西(12:55)〜クラーク(16:15)/火・木・土
3K777 クラーク(07:00)〜大阪/関西(11:55)/火・木・土

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