国土交通省、ドライブレコーダー映像の適切な管理求める 業界3団体に通知

国土交通省

国土交通省自動車局は、日本バス協会、全国ハイヤー・タクシー連合会、全国個人タクシー協会に対し、ドライブレコーダー映像の適切な管理徹底を求める文書を通知した。

覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕されたASKA(宮崎重明)容疑者が逮捕前に乗車していたタクシー車内で撮影されたドライブレコーダーの映像がテレビで放映されたことに対するもので、国土交通省自動車局では適切な管理徹底を求めた。

国土交通省自動車局では、「ドライブレコーダーの映像は、運転者に対する安全運転指導や事故調査・分析を効果的に行うなど事業用自動車の安全確保のために活用されるべきであるにもかかわらず、安全・安心な運送を提供するべき自動車運送事業者が、その趣旨に反し乗客のプライバシーに配慮することなくマスコミに映像を提供するという行為が行われたことは、誠に遺憾であります。」としている。

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