鳥取県・平井知事、米子〜香港線就航に期待感 EGLツアーズが座席買い取りへ

香港航空(メイン)

鳥取県の平井伸治知事は、8月10日の定例会見で、9月14日より香港航空が就航を開始する米子〜香港線に期待感を示した。

シーズンを外れた9月14日に就航することについて、「往復で3万円を切るチケットも出ている。そういうところで活用して香港との交流をしようというかたがたは出られるのではないかなと思う。」(平井知事)とした。現在は夏スケジュール期間中のみの航空券が販売されていることから、冬スケジュール以降減便になる可能性が懸念されていることに対して、「香港航空側は増便の可能性はあると言ってきている。実績次第なので実績を作ることがまず大事。」(同)と話した。

7月には、「苹果日報(Apple Daily)」、「美食旅客(Gourmet Traveller)」、SAMMYのメディア関係者とブロガー計5名を招聘したFAMツアーを開催した。JAグループは香港でも鳥取和牛や梨をアピールするフェアを開催する見通し。

香港で日本への送客数トップのEGLツアーズが60席から80席を買い取る意向を示しており、安定運航に寄与するのではないかとの期待感も示した。EGLツアーズはアウトレットモールの誘致などを求めているものの、鳥取県は免税店の充実や地元量販店を紹介する考え。

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