エールフランスKLM、エアバスA350Fを4機発注 A350-900も3機追加

エアバスA350F

エールフランスKLMは、貨物機のエアバスA350F型機4機を確定発注したほか、エアバスA350-900型機3機を追加発注した。

エアバスA350F型機は、KLMオランダ航空傘下のマーティンエアーが、アムステルダム・スキポール空港を拠点に運航する。既存のボーイング747F貨物機を退役させる。機体の70%以上に最先端の材料を使用することで、離陸重量を30トン軽量化。ロールスロイス製のトレントXWB-97エンジンを搭載し、ボーイング747F型機と比べて、二酸化炭素排出量を40%以上削減できる。2026年後半にも受領する。

また、エールフランス航空向けに、エアバスA350-900型機3機を追加発注した。これにより、エールフランス航空のエアバスA350-900型機は41機体制となる。パリのシャルル・ド・ゴール国際空港を拠点に運航する。2024年にも受領する。

2022年12月末時点で、エールフランスKLMは、6機の貨物機を含む506機を運航している。