福井県並行在来線準備、新社名を「ハピラインふくい」に内定

福井県並行在来線準備は、社名を「ハピラインふくい」に変更することを内定した。愛称は「ハピライン」とする。

2021年12月から2022年1月にかけて公募し、集まった16,709件の中から、外部の有識者10名で構成する「社名検討委員会」を3回開催して5案を選考。3月28日に開催された取締役会で社名を内定した。

「ハピネス(しあわせ)」は、福井県の「福」を表し、県民に親しまれている言葉であることや、「ひと」と「まち」を、鉄道が線となって「つなぐ」ことで、「しあわせ」な福井の未来を創っていきたい、という姿勢を表した。

県や市町からの2次出資とあわせて、株主総会決議等の必要な手続きを行い、7月ごとの本格会社への移行と同時に社名変更をする見通し。

福井県並行在来線準備は、2024年春の北陸新幹線の福井〜敦賀駅間開業に伴い、JR西日本から移管される、北陸本線敦賀~大聖寺駅間の運行を担う第三セクター会社として設立した。北陸本線の福井県内区間は、1日19,000人以上が利用している。