JAL、CAが銀座で石川県の魅力PR 地域連携で観光プロモーション

日本航空(JAL)は、月単位で地域の文化や食べ物の魅力を紹介する地域プロモーション活動の一環として、1月は石川県を取り上げている。都内にある石川県のアンテナショップでは1月22日、同県出身の客室乗務員が店頭に立ち、来店客に地域の魅力をPRした。

JALは2020年12月、地域活性化推進のため、全国47都道府県ごとに社内公募で選ばれた約20名の客室乗務員を「JALふるさと応援隊」として任命。地域イベントへの参加や、地域産品の企画・PRなどの活動を継続的に行っている。今月実施している石川県のプロモーション活動に合わせ、東京・銀座にある石川県アンテナショップ「いしかわ百万石物語・江戸本店」では、2名の客室乗務員が来店客に観光パンフレットを配ったり、特産品を紹介したりしてPRを手伝った。

地元に貢献したいと応援隊に参加した辻野里織さんは小松市出身。「鮮度の高い魚など、食べ物が美味しいのが一番の魅力。私も地元に帰ると必ず刺身や寿司を食べに行く」と石川県の魅力を語った。

▲来店客に特産品を説明する「JALふるさと応援隊」の吉長里奈さん

同店では1月26日まで白山市を特集しており、普段は地元でしか手に入らない特産品の販売などを行っている。金沢市出身の吉長里奈さんは、「石川県で観光・旅行となると金沢や温泉が候補に挙がると思うが、白山市にも足を運んで新たな地域の魅力を見つけてほしい」とPRした。辻野さんも幼少期にスキーなどで訪れ、思い入れのある場所だという。

応援隊はあす23日も店頭でPR活動を行う。このほか石川県のプロモーション活動では、金沢市の割烹店が考案した、石川県の食材を使用した機内食の提供などの取り組みを行っている。

▲白山市の特設ブースを紹介する「JALふるさと応援隊」の辻野里織さん(右)と吉長さん