エールフランスKLM、1月10日発券分から「SAF Contribution」を導入

エールフランス航空(ボーイング787-9型機)

エールフランスKLMは、持続可能な航空燃料(SAF)の利用拡大に向け、1月10日発券分から「SAF Contribution」を導入した。

航空券購入時に、利用路線や客室クラスに応じて「SAF Contribution」として追加料金を徴収する。エールフランス航空とKLMオランダ航空のフライトでは、エコノミークラスでは1ユーロから4ユーロ、ビジネスクラスでは1.5ユーロから12ユーロを徴収する。トランサヴィア航空では航空券料金に含む。この他に、1月13日からSAF追加購入オプションを導入したほか、今年後半にもマイルをSAF購入に充当できるようにする。

SAFは、化石燃料より二酸化炭素排出量を約80%削減できるものの、4倍から8倍のコストがかかる。エールフランスKLMでは関連産業を支援し、導入を推進している。今年から、3社のフランスとオランダ発のフライトに、SAFの混合給油を開始する。混合割合は搭載燃料の0.5%から1%程度を見込む。

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