エア・ドゥ、最後のボーイング767-300型機が離日

AIRDO(エア・ドゥ)は、保有するボーイング767-300型機を、1月9日をもって退役させた。

最後の商業運航便となったのは、旭川発東京/羽田行きのADO88便だった。翌10日に新千歳空港へ空輸し、きょう11日午後にアンカレッジへ飛び立った。

国内の航空会社が保有する、最後のボーイング767-300型機で、当初は11月の退役を予定していたものの、延期していた。これにより、国内3社が保有するボーイング767型機は、全てボーイング767-300ER型機のみとなる。

RadarBoxの過去1年間の稼働データによると、緊急事態宣言によって2021年2月はわずか6便のみの運航にとどまったものの、7月と8月には170便以上を運航するなど、繁忙期の需要を支えた。