エアバス、2021年には民間機を611機納入 受注残7,082機

エアバスは、2021年に民間機を611機納入したと発表した。受注数は771機で、純受注数は507機だった。これにより受注残は7,082機となった。

前年と比較すると、A220ファミリーは12機、A320ファミリーは37機、A380型機は1機増えた一方、A330ファミリーは1機、A350ファミリーは4機減った。トータルでは45機増加した。

このうち約25%は、「eデリバリー」方式で引き渡し、顧客は機体の受領に関わるチームの移動を最小限に抑えながら、機体の引き渡しを受けることができた。

総受注数も2020年と比べて倍増した。A220ファミリーは64機の新規受注とコミットメント、A320ファミリーは661機の新規受注を受けるなど、単通路機が好調だった。ワイドボディ機はA330ファミリーが30機、A350ファミリーが16機で、うち11機が貨物型のA350Fだった。