HAC最後のサーブ機、鹿児島へ出発

北海道エアシステム(HAC)のSAAB340B型機2号機(機体記号:JA02HC)が、12月29日、拠点の丘珠空港から退役整備を行う鹿児島空港へ向けて出発した。

当初は12月27日、ジャルパックによるツアーとして、丘珠空港から三沢空港と中部国際空港を経由し、鹿児島空港へ運航する計画だったものの、丘珠空港の雪や視界不良により中止していた。12月26日の定期便ラストフライトも、天候不良で当初の予定から変更になっていた。

フェリーフライトは、丘珠空港を午前9時39分に出発し、同43分に離陸。経由地の函館空港には午前10時16分に着陸し、同20分に到着していた。給油の後、同57分に出発し、午前11時1分に離陸した。鹿児島空港には午後3時7分に到着する見通し。

12月26日の定期便ラストフライト時点で、総サイクル数は62,543サイクル、総飛行時間は39,177時間42分だった。