帰国⇒隔離ホテルへ10時間超も 水際対策で帰国者は疲労困憊

新型コロナウイルスのオミクロン株によって水際対策が強化された影響で、帰国者や入国者にも大きな影響が出ている。

成田空港に夕方に到着した便に搭乗していた、宿泊隔離対象国・地域からの帰国者がホテルへチェックインしたのは軒並み深夜1時台で、中には午前3時台だったという。非対象国からの入国・帰国者の開放は早く、バスでの宿泊施設への移送などの手続きに時間を要している。ホテルが不足していることから、一部の宿泊隔離対象者は首都圏各地のほか、チャーター便で近隣空港へ移送している。

空港での待機時間中、カロリーメイトなどの栄養補助食品や水を配布されたケースもある一方、配布がなかったという人もおり、待機時間中に必要な食料を持参しておくほうが良さそうだ。携帯電話などの電子機器の電池切れにも注意が必要だろう。モバイルバッテリーも用意しておき、降機までにフル充電しておきたい。

隔離期間は、割り振られるホテルによって待遇は異なるようだ。隔離者によると、カップ麺や缶詰をリクエストに応じて配布しているホテルがある一方、全くないホテルもあるなど、格差も生じている。とあるホテルでは本館と新館で待遇が異なり、本館ではコンビニでの買い物代行サービスがあり、ランドリーが利用できるが、新館ではまったくないという。ホテルの選択はできず、対象者は必要なものは自ら持参しておくことが求められる。

オミクロン株に関連する、水際措置の指定国・地域は12月6日時点で40か国・地域に拡大した。1日あたりの到着便の乗客数を3,500名に制限しているものの、駐在員の帰国シーズンに重なることから、待機時間の長期化も見込まれており、早急な対策が求められている。(写真は読者提供)

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