ワールド航空サービス、虚偽申請で約1億7,800万円の雇調金受給か 第三者委員会報告

ワールド航空サービスの雇用調整助成金不正受給問題を調査する特別調査委員会は、11月30日に調査報告書を明らかにした。

ワールド航空サービスでは、2020年3月分から雇用調整助成金を受給していたものの、一部を虚偽の休業実績に基づいて申請、受給していた。虚偽の申請に基づく受給額は約1億7,800万円と推認されるとしたものの、不正受給と法的に評価されるか明確に判断できないとしている。労働局から判断が出されるとみられるものの、受給額の全額もしくは一部の自主返納を検討するのが望ましいとした。

委員会では、内部統制システムの構築に取り組み、取締役会の活性化が不可欠であるとしている。現会長と社長の交代や、社外監査役・取締役の選任が検討されるべきとした。

報道後には、ワールド航空サービス本社の看板が破壊され、東京支店には脅迫電話もかかってきているほか、毎週多数のキャンセルが続いているという。

ワールド航空サービスはウェブサイト上で、「今回の最終報告書の内容を真摯に受け止め、今後の対応方針を可及的速やかに検討してまいりますと共に、今後の当社対応の具体策については改めてご報告申し上げます」とのコメントを発表した。

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