シンガポール航空とスクート、ワクチントラベルレーン対象国追加で14路線運航

シンガポール航空(ボーイング787-10型機)

シンガポール航空グループは、検疫免除となるワクチントラベルレーン(VTL)のネットワークを14路線に拡大すると発表した。

シンガポール政府が、カナダ、デンマーク、フランス、イタリア、オランダ、韓国、スペイン、イギリス、アメリカをワクチントラベルレーンに指定したことを受けたもの。9月にはブルネイとドイツを指定しており、11か国に拡大した。

これに伴い、シンガポール航空は、シンガポール〜アムステルダム・バルセロナ・コペンハーゲン・ロンドン・ロサンゼルス・ミラノ・ニューヨーク・パリ・ローマ線で10月19日から、シンガポール〜ソウル/仁川線で11月16日から対象便の運航を始める。スクートも、シンガポール〜ベルリン線で10月20日から対象便の運航を開始する。

ワクチントラベルレーンに指定された国との間の移動は可能であるものの、それ以外の国に立ち寄る旅程は利用できない。

これにより、シンガポール航空グループの就航都市は、シンガポールから59都市に拡大する。