ジェットスター・ジャパン、206億3,000万円の最終赤字 2021年6月期、2期連続赤字

ジェットスター・ジャパン(エアバスA320型機)

ジェットスター・ジャパンは、2021年6月期決算を発表した。新型コロナウイルスの影響を受け、2期連続で最終赤字となった。

営業収入は159億1,200万円(前年同期比66.8%減)、営業損失は196億9,200万円となり、206億3,000の最終赤字となった。国内外の航空需要が大幅に減少した影響を受けた。

有償旅客数は、昨年度から181万人(同57.8%減)となった。定時運航率は95.4%で過去最高を記録した。平均搭乗率は67.5%(前期は81.7%)で、供給量を調整したことにより、落ち込みを抑えた。

片岡優代表取締役社長は、「緊張は続くものの、ワクチン接種が進み、緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除にも伴って新規の予約を多くいただいており、これを機に航空需要は緩やかに回復していくとみております。ウィズ/アフターコロナを見据えて、ジェットスターの低運賃と路線網で再び気軽な空の旅を楽しんでいただけるよう、ひいては各地域の交流や観光を再び活性化できるよう、鋭意取り組んでまいります」とコメントした。

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